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誰も知らない世界へただ飲み込まれるだけの言葉たち。

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「定型詩」


物言わぬ
私をそっと
抱きしめて
だたふれる熱を
伝えるように


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2009.07.03.Fri



「失はれないものなのだと思ふ」


思い出しては幾度となく流れる涙に
すっかり君への想いは乾いているだろうと思った


毎日は繰り返されて
日々は過ぎ去って
喜びも痛みも一色に混ざって

なのにどうして
君の面影がよぎると
こんなにも胸が苦しいのだろう

なのにどうして
君の思い出を感じると
こんなにも息がつまるのだろう


なのにどうして…


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2009.06.26.Fri



「孤独」


掴もうとしても
ただ指の間からすり抜けるように

わたしの孤独はあなたにはわからない

胸に空いたこの穴を
埋めてくれるものはなんでしょう
塞いでくれるものはなんでしょう


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2009.06.16.Tue



「存在しない」


結局は時間がかかることだと
そう気づいたのは何時の事だったのか

抜け出せない思考は
巨大迷路さながらの罠で
二度と脱出できない不安を
与えては現実を遠ざける

できない、なんて言うなよ
そんなに簡単じゃないけれど
出口がない迷路は存在しない


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2009.05.26.Tue



「無題」


たとえば出掛けた先で
昔恋していた相手との会話をふと思いだし
その時の気持ちがよみがえって
その感情に引きずられてしまったような


たとえば特に不満はないけれど
何かが足りなくて満たされなくて
でも自分は幸せなんだと思い込ませて
どこか無理やり笑っているような


自分のホントウが分からなくて
結局は分かったつもりのまま
私は毎日を過ごしている


素直になるのは怖いです
自分の中身は酷く汚いから


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2009.05.19.Tue




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